緑茶化ネットワーク★裏ホームページ
りょくちゃ~ずの愉快痛快な生活ぶりを人知れず公開。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【--/--/-- --:--】 スポンサー広告
ハカセです。

6月23日、30日にM大学で小さい先生を終わらせてきました。
とにかく、砂漠化地域の人々がどのような生活をしているのかをわかりやすく、そして興味深く聞いてもらうために力を尽くしてまいりました。


私の担当した学生は、大学院1年生20名。日本人が12名、中国及び他国の留学生が8名でした。約1名を除き、砂漠化地域へは行ったことがない学生だらけ。砂漠化なんて、縁もない都会育ちの方々。さて、彼らにどうやったら、現地の状況を伝えられるんだろう?その答えを出すのに3週間もかかりましたわ。まだまだダメですな。


そこで、私が用意したのはねぎちゃんからもらった3枚のDVD。第2分場から第3分場へ向かう道のりを撮影したもの、私とねぎちゃんのトンラガ家でおこなわれた送別会の模様を写した2本。これを使って現地の生活や自然状態を説明してみた。
それと、2004年、2005年で撮り溜めた膨大なる画像の中から、よりすぐりを40枚ほどと、これまでの研究で得られた地元住民の生活実態の分析結果を表したスライド10枚、現地の衛生画像を駆使して1時間半の講義をつくりましたわ。


講義を始める前に、私の自己紹介をしようとスライドに学歴を書いてばっちり決めたのですが、恩師であるY教授が私の紹介のときに全て話してしまったので、話すことがなくなりました。あっはっは~(苦笑)
どうしよう!!!と困っていると、とある学生から
「ハカセさんはなぜ内モンゴルだったのですか?」
とのナイスな質問が飛んできました。


と、いうわけでのっけから思い出を語ることになりましたが、そのおかげでみなさん私に興味を持ってくれたようで、良かったわ。ナイスキラーパスでした。



さて、気を取り直して講義スタート、しかし、私は聞かせるだけの講義はやりたくなかったのです。というわけで、はじめっから質問をしてみた。
「砂漠化地域に住む人達の生活ってどんなイメージがありますか?」
と、みんな困った顔して私から顔をそらしましたが、そらした人に当てるつもりは無いので、目を輝かしている学生に当てました。
すると、
1、「外に出ないイメージ」
2、「木がなくて、生活が大変そう」
3、「食べるものが少なそう」
という回答が得られました。なぁ~んてナイスな回答だろう♪講義にはそのイメージを明確にするプログラムがきちんと用意されていたので、私としては「しめしめ」というかんじでありました。


じゃんじゃん話をして、1時間半後があっという間に過ぎました。そして、もう一度最後に、「講義を聴いて、改めてどんなイメージをもちましたか?」と、聞いたところ
1、「中国の農村には意外と緑が多かった」
との答えが返ってきました。


その回答をもらい、今回の講義のねらいを話しました。
「今日は、地元住民の生活実態について紹介しました。中国以外でも砂漠化した地域には同じように地元住民が彼らの生活を支えるために今日も生きています。そして、そんな彼らを支援する人達も必死で毎日を暮らしていますが、その活動が全て正しいとはいえません。みなさんの中には、生活者の生活を左右するような仕事をする人もいると思います。その時は、是非生活者の立場になって「何が必要なのか」を考えてみてください。」と。


「私は、内モンゴルに入る前に、きっと地元住民は緑化を受け入れてくれていると思い込んでいました。が、緑化に対して地元住民があまり好意的ではないということがわかりました。それは大きなショックでした。ただ、もしも地元住民の立場に立ってみたら、そんなに大きなショックにはならなかったと思います。開発をされる側、そしてする側、それぞれの考えがあります。その考えが一つにならなければ実は何もうまくいかないのかもしれないと思っている今日この頃です。以上で終わります。」と締めくくると、
みなさまから、大きな拍手をもらいました。うれしい拍手でした。今までもらった拍手の中で、一番照れくさいと感じることができた拍手でした。



30日は、ワークショップを開きました。私のファシリテーターっぷりはかなり板についてきていて、ホルチンでなかった余裕すら感じるようになりました。ワークショップ



さすが、大学院生とあり発表から考えることまでばっちり☆でも、少し考えに遊びを引き出すことができなかったので、やり方をちょっと考える必要有りだなと思いました。が、かなりの出来でした。


こんなかんじで、私の最初で最後の講義が終わりました。人に教えるというより、学生と一緒になって考える講義が出来たことに満足感と、またやりたいなという思いがふつふつと沸いて来ました。というわけで、将来ハカセは、人に教える(一緒に考える)立場になることにしました。形はなんであれ(もう決まっていますが)、チャレンジします。一風変った先生になりたいです(学校の先生ではない)。


講義が全て終わり、恩師の研究室へ行きました。恩師は机からなにやら封筒を取り出してきて、「私の講義を2回もやってくれてありがとう、これお礼ね。」と謝礼をくれました。今までいろんなアルバイトをしてきたけど、こんな風に自分の働きを正当に評価してお金をいただいたことはなかったので、ものすごく嬉しかった。ほんとうに嬉しくて、この謝礼は使えないと思い、気が済むまで自分の見えるところに飾っておくことにしました。


いやぁ~今日は長く書きましたねぇ~。みなさん、ここまでたどり着いたかなぁ?
あと、9ヶ月で私の研究人生が終わります。終わる前に自分のもつ多くのことを後輩に伝えることが出来て、本当に良かったと心から思えます。
居眠りしていたのは、4人くらい。これも上出来ですな(笑)あっぱれあっぱれ!!
スポンサーサイト

PROFILE

りょくちゃ~ず
  • Author:りょくちゃ~ず
  • ようこそここへ、くっくくっく・・・
  • RSS1.0
  • 06 | 2006/07 | 08
    S M T W T F S
    - - - - - - 1
    2 3 4 5 6 7 8
    9 10 11 12 13 14 15
    16 17 18 19 20 21 22
    23 24 25 26 27 28 29
    30 31 - - - - -

    RECENT ENTRIES

    RECENT COMMENTS

  • ねぎ(05/08)
  • はかせ(12/20)
  • ナゴ(12/17)
  • ねぎ(12/07)
  • はかせ(12/07)
  • ねぎ(12/03)
  • 女王(12/03)
  • ソウル・メイト(11/09)
  • ねぎ(11/08)
  • ソウル・メイト(11/08)
  • RECENT TRACKBACKS

    ARCHIVES

    CATEGORY

    LINKS

    SEARCH

    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。