どーもーハカセです。
ただいま、瓦房北から帰ってきたよ。今日は瓦房北で植林であった。
大山羊さんが、「昨日は雨が降ったから今日はめちゃくちゃ寒いよっ。」って教えてくれたから、張り切って着込んだ。ユニクロの保温効果抜群のシャカパンの下に、スパッツと厚手のタイツをはいてみた。これってやりすぎかなぁ?っておもって、ねぎちゃんを見てみたら、こっちの方がすごかった。スパッツに、ジーパンでしょ、さらにaddidasの保温効果抜群のシャカパンはいてた。しかも履きすぎて、車に乗り込むとき「きつくて足があがんない」って叫んでた。心の中で〔太って足が上がんないの間違いじゃないの?〕って呟いたけど、多分気付かれてるだろうな。彼女もそろそろダイエットに励むことだろうよ。
今日のスタートは7時だったのに、そのとき既に雨が降ってたから、トンラガさんが渋って作業が始まらなかった。もう!自分の畑仕事の時は雨でもやるくせに!!でも、料理長がきたらあっさり行動を開始したよ。まったく、みんな料理長には弱いんだから。メンバーは、ジャンウェイ、セルゲレン、オルンタナ、フグちゃん、トンラガさん、アルタマさん、メイイン、ロンタン、スイイン、商店の娘二人、初登場のおっちゃん、おばちゃん、私達4人で合計17人。それで植えた山杏の本数は1700本だった。
作業開始して30分も経たないうちに、全身白タイツの奴が降ってきた。ねぎちゃんが雪だよって言ってくれなかったら、ずっと雨だとおもってた。あめにしちゃー寒すぎないか?って思ってたんだけどね。あたしはニット帽かぶってたからいいけど、セルゲレンは何にも被ってなかったから、自慢のロンゲがびしょ濡れになって寒そうだった。でも、目が合うと、にっこり笑ってくれた。セルちゃんは本当に愛嬌があって大好きだなって思った(前回からセルちゃんのこと褒めすぎだなぁ)。
雪のせいか、みんな猛スピードで作業を進めていった。アルタマさんはいつも以上にテンションが高くて、なにやら叫び続けてたよ、大丈夫だろうか?アルタマバーバーが叫ぶと、スラムダンクの「ゴリ」に似ていると思ってた。どう思うよ?似てない?
作業はたったの2時間で終わった。もちろん雑な作業ではない。きちんと植えた。さすが、地元の人は作業慣れしてるぜ、すっごいなぁ。筋肉マンだな。
今日植えた山杏は、商店のおじさんが作ったものだった。おじさんは依然私にこんなことを言ってた。「昔はたくさん自然があった。今は砂漠がたくさんある。砂漠緑化をしたいと思ってるけど、お金がかかるから簡単には出来ない。だから、俺は自分の畑を森にしようと思って10年前から緑化をしている。苗木もたくさん作っているんだよ。」ってね。そして、今日はおじさんが作った苗木が砂漠に1700本も植えられた。おじさんはどんな風に今日を迎えたのかな?おじさんの始めての砂漠緑化は、瓦房に今年初めて雪が降った日になった。こんな日を私は一生忘れられない。
作業が終わった後、みんなの服がびしょびしょだったのは言うまでもない。でも笑顔だけは残ってたな。10月に降る雪を人生で生まれて初めて体験した私とねぎちゃんは事務所に帰ってから、いただいたコーヒーを飲んで体を温めました。
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